黒色火薬で大きく削られた原石。

原石を適当な大きさに割ります。

歯切がダイヤモンドの切断機で切削します。

作業段階に合わせて切断機の大きさも変わります。

特殊な加工は熟練工の手作業となります。

大量の水を流し続け、熱や石粉を防ぎながら研摩します。

曲面に対しては手作業となります。

寸法どおり仕上がっているかチェックします。

ゴムを貼りつけ丁寧に型を切り抜きます。

高圧で噴出する砂を噴きつけて彫刻します。

区画に鉄筋を施し、コンクリートで基礎を打ちます。

基礎の立ち上りと納骨室の型枠をつくり、コンクリートを流し込みます。

この上に墓石を据え着けることになります。

運んで来た石を安全な場所へ積下しします。

区画の近くまで運搬車で運びます。搬車の通れないところは人力になります。

石を傷つけないように慎重に建て上げます。力とコツが必要になります。

前まわりが終わると後ろ左右と行います。

段々と足場がなくなっていくので、より慎重さが必要となります。

各過程の中で、水平が保たれているか、置き場所が正しいか、入念にチェックします。

石と石の接続部各所を丁寧に目地どめしていきます。

土間の部分に化粧砂利をしきつめます。

永年に渡ってご先祖様をおまつりするお墓の出来上りです。